福岡二人旅<その2> ~番外編;長男くんの話とか~
話は少しさかのぼり、出発当日の事です。
何度も言うように、自分一人ですべて手配した飛行機の旅は今回が初めて。不安だった私は、前日の夜、長男くんに旅のスケジュール表を渡し、飛行機の時間を逆算して、空港到着の時間、電車の時間、起きる時間をもう一度一緒に確認してもらいました。
万事OKという事で、さあ、これで大丈夫だと思いふとんに入ったものの、心配半分、わくわく半分でなかなか寝付かれず。やっと寝付いたのはもう明け方近く。
で、当日の朝は6時起き。一応長男くんも家を出る7時には起きていてくれると言っていたのだが、私が起きるともうすでにリビングでスタンバッている。おまけに紅茶まで入れてくれている。不審に思い、「早いね」と聞くと、「うん。実は・・・」
そう実は長男くん、私と娘の超頼りない二人旅に、私達以上に不安だったらしい。自分の修学旅行前日でもぐっすり眠ったというのに、この夜だけは目が冴えてどうしても眠れない。結局早朝4時に我慢できずに起き出し、6時までの間暇を持て余し2時間ほど勉強?していたそうだ。
その話を聞いて、悪いけど私は大笑い!
そ、そんなに、私って心配ですか~?信用ありませんか~?
(ないだろうなあ)
まあおかげで、予定通り、無事出発できたわけです。
******
さて一方、物心ついてから飛行機に乗るのは初めての娘。それなのになぜかまったく落ち着き払っていて、離陸の時も平然としている。高所恐怖症ぎみの私が、飛行機が揺れるたびにヒヤッとして、千秋様の気持ちがわかる、わかるとつぶやいている間、ずっと雑誌を読みふけっていた。
1時間後、ようやく着陸体勢に入り、もう安心だとほっとした私が隣を向くと、娘が青い顔をしていた。「どうしたっ!」と聞くと「気持ち悪い・・・」と一言。飛行機の急激な降下でいきなり酔ったらしい。着陸してからも、「死にそう」とつぶやいている。
しかし。着陸後すぐ、空港バスの出発の時間がせまっていた。
ふらふらする娘を引っ張って、バス停に行くとまだ人が並んでいた。列の後に並んでほっとして娘の世話をしていると、あらら、バスが一台出発して行った。だけど前の人達、乗ってないよ。するとすぐまた別のバスが来て、列が動き始めた。ん??しかしどうも案内のおじさんは私達の行き先とは違う地名を叫んでいる。
そう。なんと!同じバス停に、行き先の違う2台のバスが時を同じにして止まったのだ。そして私達の乗るバスは、乗客が他にいなかったらしく、無情にも私達を置いて走り去ってしまったのでした・・・。
案内のおじさんに次の到着時間を聞くと、気の毒そうに一時間後だと教えてくれました。
そして私と娘は、時間をつぶすために空港に戻り、展望デッキの「足湯」に入りに行ったのでした。
旅はまだ始まったばかり。さあ、無事夫の家にたどり着けるのか?
そうそう、長男くんに、『空港バスに乗り遅れた』とメールを送ったら『やっぱり!』と返ってきました。
<その3>に続く。
何度も言うように、自分一人ですべて手配した飛行機の旅は今回が初めて。不安だった私は、前日の夜、長男くんに旅のスケジュール表を渡し、飛行機の時間を逆算して、空港到着の時間、電車の時間、起きる時間をもう一度一緒に確認してもらいました。
万事OKという事で、さあ、これで大丈夫だと思いふとんに入ったものの、心配半分、わくわく半分でなかなか寝付かれず。やっと寝付いたのはもう明け方近く。
で、当日の朝は6時起き。一応長男くんも家を出る7時には起きていてくれると言っていたのだが、私が起きるともうすでにリビングでスタンバッている。おまけに紅茶まで入れてくれている。不審に思い、「早いね」と聞くと、「うん。実は・・・」
そう実は長男くん、私と娘の超頼りない二人旅に、私達以上に不安だったらしい。自分の修学旅行前日でもぐっすり眠ったというのに、この夜だけは目が冴えてどうしても眠れない。結局早朝4時に我慢できずに起き出し、6時までの間暇を持て余し2時間ほど勉強?していたそうだ。
その話を聞いて、悪いけど私は大笑い!
そ、そんなに、私って心配ですか~?信用ありませんか~?
(ないだろうなあ)
まあおかげで、予定通り、無事出発できたわけです。
******
さて一方、物心ついてから飛行機に乗るのは初めての娘。それなのになぜかまったく落ち着き払っていて、離陸の時も平然としている。高所恐怖症ぎみの私が、飛行機が揺れるたびにヒヤッとして、千秋様の気持ちがわかる、わかるとつぶやいている間、ずっと雑誌を読みふけっていた。
1時間後、ようやく着陸体勢に入り、もう安心だとほっとした私が隣を向くと、娘が青い顔をしていた。「どうしたっ!」と聞くと「気持ち悪い・・・」と一言。飛行機の急激な降下でいきなり酔ったらしい。着陸してからも、「死にそう」とつぶやいている。
しかし。着陸後すぐ、空港バスの出発の時間がせまっていた。
ふらふらする娘を引っ張って、バス停に行くとまだ人が並んでいた。列の後に並んでほっとして娘の世話をしていると、あらら、バスが一台出発して行った。だけど前の人達、乗ってないよ。するとすぐまた別のバスが来て、列が動き始めた。ん??しかしどうも案内のおじさんは私達の行き先とは違う地名を叫んでいる。
そう。なんと!同じバス停に、行き先の違う2台のバスが時を同じにして止まったのだ。そして私達の乗るバスは、乗客が他にいなかったらしく、無情にも私達を置いて走り去ってしまったのでした・・・。
案内のおじさんに次の到着時間を聞くと、気の毒そうに一時間後だと教えてくれました。
そして私と娘は、時間をつぶすために空港に戻り、展望デッキの「足湯」に入りに行ったのでした。
旅はまだ始まったばかり。さあ、無事夫の家にたどり着けるのか?
そうそう、長男くんに、『空港バスに乗り遅れた』とメールを送ったら『やっぱり!』と返ってきました。
<その3>に続く。
by riro11
| 2006-10-11 23:57
| 痛快
花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ (by イノキ)
by riro11
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