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永遠の青春に乾杯!そして完敗だ。

先日、高校時代の友達から電話がかかる。
「riro、まさか、つま恋行ってないよね」
「うん・・・」

友人とは高校時代フォークソング同好会で一緒だった。
そして当時、吉田拓郎とフォークソングにどっぷりつかっていた同士だった。

つま恋のコンサートのことは知っていた。行きたくなかったかといえば嘘になる。
そこは複雑で、正直行くのが怖かった。拓郎は今年で60歳。数年前に大病もした。
年をとって、弱った拓郎を見るのが怖かった。デビュー当時からのファンにしてみれば、
いつまでも力強く、やんちゃで、カッコイイ人でいて欲しかったから。

友人は、昨日NHKで放映していた、つま恋のドキュメントを見て感激したと言って、電話をかけてきた。その放送はHDDに撮った(数日後に放映される別の番組も予約してあった)。だけど何だかやっぱり怖くて、まだ見れていなかったのだ。

つま恋は拓郎ファンにとっての聖地ともいうべき場所。1975年のあの夏の一夜は、日本の音楽史上空前の動員数を記録し、伝説となった。あの時、どんなことをしても行きたかった場所。当時、静岡県は中高生にオールナイトの野外コンサートを聴きに行く事を禁止した。31年前とは、そんな時代だった。('79篠島アイランドコンサートでリベンジしたが…)
そして今回31年ぶりに、拓郎とかぐや姫が再びあの地でやることになった。

今日、やっと2本の番組を見た。涙が止まらない。
ステージの上の拓郎は、昔と変わらずスラリとした長い足で、すごくかっこいい。
想像以上だった。こんな60歳がいるなんて信じられないほど、かっこよかった。
怒鳴らなくなった拓郎の声は、それでも十分に迫力が伝わってくる。
かえって昔より何倍もこちら側の心に響いてくる。

観客の平均年齢は49歳だそうだ。ほとんどは50代。31年前に来た若者は皆、少年少女の心を持ち続けているおじさんとおばさんになっていた。観客の嬉しそうに歌っている映像を見ると、ぐっときてしまう。涙がポロポロこぼれる。

みんな大人になった。あの時、社会や大人に反抗していた歌手も観客達もみんな。
31年前「朝までやるよ~」と怒鳴った歌手は、「朝までやらなきゃ男じゃないっていうのは違うと思う」と言い「9時まで頑張ろう~」と観客にエールを贈った。
観客の一人は、「31年前と変わったことは」と聞かれ「大人を認められるようになったことかな。大人の大変さがわかった」と、今はもうりっぱな大人になった、かつての少年がそう答えた。そして思春期の子供を持つ私も、あの頃とまったく逆の立場で今奮闘している。

そんなコンサートの中のサプライズ。なんと中島みゆきが拓郎のために書いてくれた曲を歌いに舞台に現れ、一緒に歌うという快挙がなされる。
ピリピリとした緊張感の中で歌う往年の2人のスター。こんなツーショットが見られる日が来ようとは。拓郎も言うように、皆、年をとっていい人になったのだ。昔のいろんなわだかまりは年月の中に消えていく。こうして穏やかに年をとっていくのはきっと悪くない。

最後の曲は『今日までそして明日から』。
 私は今日まで生きてみました。
 そして今、私は思っています。
 明日からもこうして生きて行くだろうと。

by『今日までそして明日から』

デビュー当時にかかれたこの曲は、30数年を経てその本当の意味を
ファンに伝え続けてくれる。

ホント、拓郎は私の青春そのものだよ。

<追記>「今日までそして明日から~吉田拓郎・35000人の同窓会~」
11月23日(木)NHK総合 再放送 8:35~10:00
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by riro11 | 2006-11-01 14:40 | 感涙


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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