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初夏の鎌倉Ⅱ~文化的刺激

昨日の最初の刺激は、辰巳芳子さんの講演会。
鎌倉友の会が主催して行われ、出席者は100%女性、そして主婦。
満席の会場の一番前の真ん中の席で、辰巳さんとまるで向かい合って座っているような気分です。緊張してじっとり汗をかきました。
まさに凛とした女性といった辰巳さん。張りのある声に、座っていても輝いたオーラがでていました。TVで見るよりお若く、綺麗に見えましたね。なんと言っても一番前ですから、本当によく見えました。

“いのちのスープ”で有名な辰巳さん。今日の講演は案に違い、“食”に留まらず、あるべき家庭人の姿までと幅広い。あのお年で、非常に歯切れの良い口調で、ぽんぽんと言葉が途切れることなくよく出てくる。まずそのことにびっくりです。そして改めて思ったのは、この人は、言葉の大切さをよくわかっているということ。とっても言葉一つ一つを大事に、正確に選んで、話を進めます。その歯切れのよさが、とっても心地よかったです。

本日の講演の内容は、全体的に主婦への応援歌であり、また叱咤激励でありました。ところどころ耳が痛かったですね。
その中で、色んな刺激を得る事、そしてその感動を思索して、それを言葉で綴る事がとってもよろしいという意味の事を言われ、これはまさにブログじゃないかと思いました。
そしてブログなら、その感想を色んな人と共有することもできるし、またお年寄りのボケ防止にもうってつけです。
八十歳を過ぎた辰巳さんと今まさに旬なブログがつながるとは・・・・。聡明な人はいつも時代の最先端を行っています。

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昨日二番目の刺激は、マリー・ローランサン展。優しい淡い色合いの少女の絵が特徴的なマリー・ローランサン。
この人の絵を見るといつも、いわさきちひろの絵を思い出します。雰囲気が重なります。
ふんわりしたタッチで、綺麗な色だけをのせた絵を眺めていると、理屈抜きに気持ちが穏やかになります。

講演会で頭を使ったあと、ぼーっと感性でただただ絵を見る。これぞバランスのとれた文化的な刺激です。
老後はこんな生活が理想だなあと、思いました。
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by riro11 | 2007-05-12 23:57 | 風趣

ちょとつらい“えいご漬け”

b0033169_0541339.jpgDSのソフト“えいご漬け”。夏にDSを買って以来飽きずに(“もっと脳トレ”は飽きたけど)、家族でせっせと勉強して遊んでいます。もっとも長男くんはほとんど放置状態で、気が向いた時しかやりません。それもほぼ「タイム制の単語ゲーム」に限って。
私と娘は、ゲームはクリアしないと気がすまない性質なので、最後までいきたいと、だいたい毎日いじっているものの、これ、かなり難しいです。なかなか先に進みません。さすがに日に日にモチベーションが下がってきた所、なんと続編にあたる“もっとえいご漬け”が発売されることに!

さっそく飛びついた我が家です。発売日にきっちり買いに行きました。もちろん最後まで終わっていない“えいご漬け”は当然ほったらかしで、さっそく新しい方をやっています。コチラの方は会話中心で、旧作よりも楽しんでやれますね。加えて実用的なお楽しみゲームも豊富で、今の所はまだみんな夢中で遊んでいます。あっ、最初の判定が厳しいのは旧作と一緒で、判定テスト問題に慣れてくると、だんだんレベルが上がってくるので励みになります。

ところで、この“えいご漬け”に出てくる文章なんですが。何だか長くやっていると、時々妙な文章にぶつかって苦笑したりしています。で、中でも個人的に一番カチンときた文章はこれ。

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by riro11 | 2007-04-13 23:59 | 爆笑

私を呼ぶのはダリ?

前から気になっていたけれど、まだじっくり見たことがなかったダリの絵。

しかし今回、東京・上野の森美術館で『ダリ回顧展』が開催され、しかも大人気という噂を聞くや、もうむずむず、そわそわしてしていた私です。
TVでバンバン流されるCMや街でみかけるポスターが、私においでと呼ぶのです。

もうさすがに多少は空いたでしょうという12月の初め、満を持して見に行きました。

そしてサルバドール・ダリに呼ばれたのはやはり本当だったことに、展示された数々の絵を見ていくうちに気付きます。絵のよしあしなど私にはもともと全くわからないのですが、どの絵もどの絵も、間違いなく私の好きな絵でした。

絵の好き嫌いに理屈はありません。ダリの絵は、ただただ眺めて面白く、わくわくし、この人の絵は本当に上手だなあと感心させられるものがありました。油絵なのに、なんでこんなに細かく鮮やかに描けるんだろうと不思議でしょうがありません。

題名からして難解。絵のほうも一筋縄ではいかない。ダリ特有のワナがあちらこちらに張り巡らされています。説明されないことには、もちろんさっぱり分からないのですが。それでも見ていて楽しいし、全く飽きない。

何かに影響され、何かをモチーフにし、何かを暗喩し、細かい箇所までこだわって精密に描写してあるダリの絵。ダリが訴えたかったことを、正しく理解できた人がどれだけいたのか。はなはだ疑問です。

でも、たぶんそれはそれでいいのでしょう。少なくても私は、残念ながら彼の意図する所はほとんどわからなかったと思うのですが、ひと時でも刺激的な快感を得られたのだから、それで十分です。

超現実的なダリの絵は、奇妙で不思議で時には薄気味悪かったりするのですが、グロテスクな気持ち悪さを感じる事はなかったのです。見終わった後に残るのは、ただ心地よさだけでした。

一つ心残りな事は、あそこで売っていた図録を買ってくれば良かったなあと思う事。会場を出た直後は満ち足りていたけれど、今になってもう一回じっくり解説を読みながら絵を見てみたいなあと思ってきました。でも重そうだったしなあ…。

* ご一緒してくださったぶんぶんさんに感謝です!ぶんぶんさんの『ダリ回顧展オフ』にTBします(但しココログのメンテナンスが終わりしだい)
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by riro11 | 2006-12-05 23:26 | 激奨

心残りを晴らす

この間、木更津出身の友人に会ったら唐突に、
『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』見たよ~。泣けた」と言われる。
それを聞いたら、DVDがでたら借りようかなと思っていた私の心に、たちまち火がついた。もう矢も盾もたまらず。で、さっそく本日見てきました。

このシリーズは今回の映画で完結ということなので、こちらは最初からもうしみじみモードでした。前半は、相変わらずのテンポのよさとテンションの高さにあっという間に引きこまれ。あ~、久しぶりに見たキャッツアイは、本当にめちゃくちゃ面白い!

そして後半は、あいまあいまにジーンとくる場面がふっと入ってくる。
ほろりと涙がこぼれた瞬間が、隣に座っていた友人と同時でした。(たぶんこの映画館にいた全員が皆この瞬間同時に涙をこぼしたと思われる)。
前作よりも数倍の満足度、文句のつけようがない完成度でした。

ぶっさんの心残りを晴らすと同時にキャッツのメンバーの心残りも晴らし、そしてファンの心残りも晴らしてくれた、今回の映画。
私もこれで、やっとこのシリーズに「ばいばい」を言えそうです。

生きている人間はそこにずっとは立ち止まれない。
どんな楽しいことも悲しいことも、通り過ぎていくんだなあと
映画を見終わって思ったのです。

実は四、五日前に偶然にも同じようなテーマの小説、浅田次郎著『椿山課長の7日間』を読み終わった所でした。浅田次郎さんはホント上手です。親子愛、夫婦愛、師弟愛、純愛と泣かせるツボを心得ていて、あらがいながらも結局まんまとはまった私。

でも、こんな映画を見たり小説を読んでいると、死に対する必要以上の恐怖はなくなります。そして、どんな事があっても生き続ける事が大事なんだと改めて思ったりしちゃうんですよね。
それにしても、『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』、見終わってまだ一日も経っていないのに、もう一度見たくてたまらない。早くDVDにならないかなあ・・・。
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by riro11 | 2006-11-10 23:58 | 激奨

一押しTVドラマあれこれ

あまりドラマにはまらない我が家で、珍しくこの夏ブレイクしているTVドラマが、この二つ。『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』『結婚できない男』

『マイボス・・・』は、ヤクザと高校生というミスマッチな設定が、まず文句なく面白い。しかもあの長瀬くん扮する主人公が、すこぶる不器用に、真面目高校生になりきろうとしている様子が毎回笑いをそそられる。色んなトラブルを起こしながらも、最初はあんなにいやがっていた主人公が、実に自然に生き生きとした高校生活を送るようなっていく。その過程が、思いがけず何だか爽やかでいいのだ。

ところでこのドラマの主題歌『宙船(そらふね)』。最初に聞いて即座に、「これは中島みゆきの歌!」と思いました。TOKIOが歌うにしては、迫力ありすぎ。調べてみると確かに、作詞作曲ともそうでした。みゆき節というかなんというか、あのコード進行はもうあの人だけのもの。初めてジャニーズに提供した曲だそうですが、あんまりドラマと合わない気もする。私は懐かしいフォークサウンドで大好きなんだけどね。

そして、今我が家の火曜日の一番のお楽しみは 『結婚できない男』。
らびりんさんの記事に、まったくもって同感。このドラマ、ホント知る人ぞ知る人気番組らしく、かなり注目度高いです。
私は阿部ちゃんのしゃべり方が苦手で、今までほとんど彼が出演するドラマを見なかったのですが、これだけは例外になりました。もう四十近い主人公。一見ルックスも良いし、りっぱな職業についている。それなのに、なぜ今まで結婚しないのか。いやできないのか。それは・・・。性格の悪さと、独特の自分だけのワールドを持っている事が原因なのでした。
あの、いちいち本当に嫌味な言い方とか、普通信じられないような細かさとか、独特の美意識とか、それの一つ一つが「ホント、これじゃ結婚できないわけだよ」と心から納得させてくれる所がもう最高。
この最悪な主人公。実は回を重ねるにつれて、けっこう純粋で、だんだんかわいらしく見えてくるから不思議。そして極めつけは、らびりんさんも絶賛の犬のケン。この演技に毎回悩殺されています。

余談ですが、長男は、あるドラマ(CM)に出ていた俳優が全然違うキャラクターで別の番組(CM)に出ていても確実に分かるという、特技を持っていました。
たとえば『ドラゴン桜』に出ていた、ギャルっぽいコウサカさんが、『マイボス・・・』の清純可憐なヒロインと同一人物だということも当然わかる。私も娘も言われるまで全然気付かなかった・・・。
これは深読みすると、どんなにお化粧や髪型、洋服を変えても、その人の本質をずばり見抜けるという能力なのか。それだったらすごい。でもたぶん、ただのTV好きな、TVっ子なだけだと思われるが。
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by riro11 | 2006-08-31 23:53 | 激奨

娘と読書感想文

夏休みも終盤。もうすでに学校が始まっている地域もあるそうですが、まだの所は、お子さんの宿題も佳境に入っていることと、お見舞い申し上げます、お察しいたします。

というわけで、我が家も先週後半は、小学生の娘が読書感想文に取り組む。
さて課題の本ですが、今まで読む本を私が薦めるという事はほとんどなく、子どもに勝手に好きな本を選ばせていた。いくら人に薦められても自分の興味のない本って、絶対読めないからね(これは経験談)。

ところで少し前に私が森絵都さんの本に興味を持って、色々探していたところ、彼女のデビュー作の『リズム』という本を、娘が友達に「いい本だから読んでみて!」といわれ借りて読んでいたという事が判明。
この偶然にびっくりして、私もさっそく読もうと思い、青い鳥文庫で出ていたその本を購入。本の題名じゃないけど、この人の文章は本当にテンポとリズムがいい。デビュー作からそれは変わらない。
そして珍しく「この人の本をもっと読みたい!」と娘が言う。
なんと、私が好きな本を娘と共有する日がくるとは。感無量。

で次に『宇宙のみなしご』(フォア文庫)を購入。娘は「こっちの方がよかった!」と感激して、感想文はこれにすると言い出す。主人公は中学二年生の女の子。学校生活、友人関係に傷つき悩みながらも、成長していくお話だ。
私もさっそく読んでみたが、なるほど。私もこっちの方が気にいった。娘も感想を漏らしていたが「主人公が強い」。しかも前向き。決してあきらめない。魅力的で、勇気づけられる。
のちの『つきのふね』に通じるところがあちこちに垣間見えた作品だった。

さて、書きあがったばかりの娘の下書きを読んだ。中学生の人間関係が、けっこう複雑で大変そうで心配だと感じたそうだ。この本は、そういった点で勉強になるとも。
こういう現実的な感想もあるんだ、とちょっと私も勉強になりました。

ところで、森絵都さんの大人向けの作品『永遠の出口』(集英社文庫)も読んだのですが、その中にある「第二章 黒い魔法とコッペパン」は、あのTVで大ヒットした『女王の教室』のモチーフ、はたまた原型だと確信しました。ディテールがそっくり。脚本家の人は、きっとあの本を読んでインスパイアされたのかなあ、とちょっとかんぐりました。
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by riro11 | 2006-08-26 12:32 | 風趣

伊坂幸太郎ワールドにハマる

夏休みも山場に来ていますね。家族旅行の次には、娘と実家に帰省したりで、何かと落ちつかない日々が続いた後なので、家にいる時はひたすら読書ざんまい。結局これが一番のんびりします。
******
さて、ここの所、立て続けに伊坂幸太郎作品を読んでいます。以前から評判の高かった『重力ピエロ』が文庫で出ていたのが最初のきっかけ。文庫で読もうと待っていたので、さっそく購入しました。伊坂幸太郎氏の本は始めて読んだのですが、一気に読んで、ただただ感服しました。今まで読んだ作家とは一味も二味も違う。もうすっかり伊坂ファンになりました。

続けて、これまた好評の『ラッシュライフ』を読む。う~ん、これも何と言っていいやら。あらゆるところにわなを仕掛けておいて、最後にすべて回収する、みたいな。小説を読んでいるというより、まるで手品を見ているようです。

もう止められなくなった私。何か伊坂作品はないかと立ち寄った本屋で、唯一置いてあった『陽気なギャングが地球を回す』を購入。私はもともと、ルパンとホームズの頃から、泥棒や探偵がでてくる本が好きなので、これも堪能しましたね。軽い感じでどんどん読めます。
3冊目になると、だいたいこの人の傾向が分かってくる。二転、三転、最後の大どんでん返しを予想し、そして最後はハッピーエンドを期待する。そしてもちろん期待を裏切らないから、安心して読みすすめられます。

さあ、こうなると、やっぱりデビュー作が読みたいじゃないですか。『オーデュポンの祈り』は昨日読み終わりました。これは、なんだか妙に後をひく。一日経ってもまだ余韻を楽しんでいる不思議な感じです。これはファンタジーの部類に入るのかどうか。

どの本にも共通した伊坂テイストを感じます。いたるところに伏線をちりばめて、最終的に一つに統一される所とか、独特の人生観、世界観が語られるところとか。
複雑ではあるけど、決して読みにくいわけじゃない。
途中残酷なシーンも多々でてくるけれど、最後はなぜか爽快感が残る。

少し休んだら、またぞろ別の作品を読みたくなりそうです。

*偶然、同時期に伊坂作品を読み進めていたぶんぶんさんと私よりとっくに伊坂作品を色々読んでいるととさんのところにTBします。
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by riro11 | 2006-08-18 23:51 | 激奨

ハリー・ポッターシリーズの魅力考察

前の記事で、後日と言っていたハリー・ポッターの魅力ですが、私なりに感じた事を忘れないうちに書いてみます。ところで、今や本屋は、ハリー・ポッターシリーズの売り上げだけでもっているという噂は本当ですか?

先日やっと全巻を読み終わり、初めてネットでハリポタ関係のマニアック情報を見たりしました。そこで新たに、一回読んだだけではわからない細かいつながりや隠された秘密がまだまだいっぱいあることを発見。思っていたよりもずっとずっと奥の深い世界に圧倒されかかっています。

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by riro11 | 2006-05-31 20:55 | 激奨


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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大学院生男子、大学生女子の母
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