続、気分のいい一日

続きです

娘と私の2人は、夕食に何を食べようかと考えながら、ショッピングモールの
レストラン街をうろうろ歩いていた。そんな私達の不意を衝くように、
年のわりに派手な身なりをした中年の女性(50代前半くらいか)が
唐突に話しかけてきた。

「この子(娘のこと)、いくつくらい?」

(はあ?)とは思ったものの、以前もっと娘が小さい頃、見知らぬ人に同様のことを
聞かれたことがあった。その時は孫の洋服のサイズがわからなくなった老婦人からの
問いかけだったが・・・。
だから今回も多少不審だったものの答えてしまった。

「13歳ですけど・・・?」
「そう、じゃあよかったわ~」
(何がいいんだ?)と思っている私に向かって、その女性はなにやらペラペラと
息もつかずに熱心に話し始めた。
最初のうちは何を言っているのか、内容がはっきり理解できなかった私だったが、
しばらく耳を傾けているうちに、ようやく分かってきた。

どうやら彼女はある子役専門のタレント養成事務所のマネージャー
で、娘はそのマネージャーにたった今、いわゆるスカウトされた所だった!

「ねえ理知的で、優しそうなお嬢さんよね~」とあからさまに褒められ、
なんだか世にもうれしそうな笑顔をみせている娘。
(おいおい、おい!しっかりしろ!)

まあ確かに、スカウトなんて、どこかよその世界の話のように思っていたことが、
現実に今自分の所にきているわけで、娘が満更でもない気持ちなのも無理はない。

マネージャーいわく、主人公の少年が大きな賞をもらった映画で、その相手役の少女が
この事務所タレントだそうで、その子は氷川丸で私が声をかけたと自慢していた。
そして、あれよあれよといううちに、パンフレットや名刺を渡され、畳み掛けるように
どんどん話は続き、とうとう具体的な費用の話にまで及ぶ。

(ちょ、ちょっと、ちょっと待ってよ~!)
と叫びたいけどそうもいかず、こうなったらとにかく最後まで話を聞いてやろうと
開き直った私の脳裏に、(これは格好のブログネタになるかも?)と浮かんだのは
もちろん言うまでもない。

続く。
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by riro11 | 2007-10-01 23:38 | 歓喜


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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