「新潟県中越地震」その後

長岡市に住む親戚の様子が、少しずつ分かって来た。



幸い親戚一同、皆、命に別状は無く、怪我も「家屋倒壊」も免れたらしい。
直接両親の所に電話で安否を知らせてくれた親戚の一人、伯母によると、

ぐらっと揺れた時は、もう無我夢中で、這いつくばりながら、慌てて家の裏の竹藪に逃げた。
そして必死に竹にしがみついて、揺れが収まるのを待っていた、のだそうだ。

ことわざに「地震の時は竹薮に逃げろ」と言うのがあるが、ことわざを地で行くとはまさしくこの事だ。
「高い樹木と違って竹は倒れにくいし、万一倒れても軽いのでけがもしにくい。そして、竹の根は地中深くに密度も濃く広範に張っているために、山崩れ・地崩れの危険性も低い。」
・・・岩波ことわざ辞典より

伯母はもう七十を超えているが、とっさに、この事を思い出したのだろうか。
まさに、ことわざは、古くからの人生の知恵を表現した「ことばの技」なのだという事を、改めて実感した。
しかし、家の裏に本当に竹薮があったなんて、すごい! 
それとも昔はどの家の裏にも、必ず竹薮があったのだろうか。

とは言っても、家の中は大きな仏壇を初め色々なものが倒れたり、壊れたりして、足の踏み場もないそうである。停電にもなり、余震も続くので、最初の晩は車の中で夜を明かしたらしい。

ただ近所の人達が、お互いに助け合ったり、励ましあっているという事。そして近所に身内が固まって住んでいる事が心の支えになっているという話に、少しホッとする。

ところで伯母はずうっと昔に、1964年に起こった「新潟地震」がどんなに恐ろしかったを、話して聞かせてくれた事があったが、その話は未だによく覚えている。
伯母の話はとてもリアルで生々しく、子供心にもその恐さがひしひしと伝わってきた。

その伯母が生きているうちに再び恐ろしい目に遭った事が、つくづく気の毒に思えた。
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by riro11 | 2004-10-25 12:29 | 嘆息


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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