続・新しいクラス

またまた昨日の続きです。

誰もそこに座らない怪しい机が一つ、ポツンと置いてある新クラス。
翌日の朝のHRでも担任は、間違いなく40人の名前しか呼ばない。
何かが変だと引っかかりながらも、年度初めのカリキュラムに追い立てられるまま、
深く考えない2年○組のメンバーでした。

そして、やってきた今年度初めての体育の授業。
たまたま一番前にいた長男くんは、体育の先生に人数を確認するよう、
名簿を渡されたのでした。
その名簿をみていくうちに、突然長男くんの目がある場所に釘付けに。
「あっ! こ、これは・・・。」

その様子に気付いた先生は、彼にそっと耳打ちをしました。
そして、とうとう長男くんはすべての真相を了解したのでした。
今の所、クラスでただ彼1人だけ・・・。
(ちなみに体育の先生は、彼の部活の顧問でありました)。

さあ、たった一人秘密を打ち明けられた長男くん。
1人秘密を胸に抱え悶々とした数日を過した(かもしれない?)のち、
ある朝、急転直下、それは突然公然たる事実となったのでした。

「え~、実は内緒にしていたのですが、もう他の教科の授業も始まり、皆にも隠し切れないと思いますので、お話いたします。」

とクラス担任は朝のHRでおもむろに切り出しました。



「実は・・・。昨年進級できなかった2年生が1人、今年このクラスにきました。」
「え~っ!!」
そう、このクラスの41人目は留年生なのでした!

とはいっても、その彼はまだ一度もクラスに顔を見せません。
先生の言う事には、PC等を夜中にやりすぎた彼は、昼夜逆転して朝起きられなくなった
ということです。留年生は毎年数人でて、その半分は学校を辞めてしまうそうです。

新学期、とりあえず自分の子供が学校に通っていれば、母はただそれだけで、
ありがたいと思って良いのでしょう(たぶん)。
(ちなみに長男くんが驚いたわけは、名簿に部活の先輩の名があったからでした・・・。)

<完>
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by riro11 | 2007-04-11 23:30 | 風趣


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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