冬の海まで響け歌声♪

先週末、長男くんの高校で合唱コンクールがありました。
中学に引き続き、長男くんはまたもや、ピアノ伴奏を受け持つ事に。そして、案の定、
一ヶ月前から恒例の朝練。少し前にはマラソン大会もあり、まったく高校というのは、
行事の合間に勉強するようなものです。

期末テストが終わってからは、いよいよ朝練、放課後練にも熱が入ります。
テスト期間中は全然ピアノにさわれなかった長男くんもさすがに責任を感じたのか、
夜遅くまでヘッドホーンをつけてピアノに向かいます。
コンクールの舞台は大きな会場で行われ、午前中は練習、午後から本番と
なかなか本格的です。
当日の朝、かなり緊張ぎみのわが息子。本当に根が小心者なのです。
みぞれがちらついている中を、震えながらでかけていきました。

実はその日、クラスの懇談会がお昼にあり、その後皆で会場に繰り出し、
応援するという段取りになっていました。
長男くん曰く「変なクラス」。さすがそんなクラスのお母さん達らしく、
当初予定していた場所では入りきらなくなるという大盛況で、慌てて場所を変える
ありさまでした。
そのお母さん達の話のはしばしからも、本当にこのクラス皆の強い絆を感じます。
ある子に言わせると、このクラスの良いところは、
「休み時間に誰も勉強なんかしない所だ」そうです。なるほど。
あと一週間でクラスが分かれるけれど、おおげさでなく、まるで卒業するような
淋しさを感じているというのは、本当にイマドキ珍しいことです。

さて、勝手に「励ます会」を終えた母親応援団がそろって会場入り。しかし、周りが
盛り上がれば盛り上がるほど、今朝の長男くんの様子を思い出すと心配になる私でした。
そして思ったよりも大きく立派な会場に、またまた緊張が増します。

高校ともなると1年から体も大きいですね。歌声も安定し、こちらも落ち着いて
聞いていられます。
さていよいよ長男くんのクラスの出番です。もういやというほど聞きなれた曲の
メロディーが流れ始めました。ああ、なるほど、仲の良いクラスの意味がよくわかります。
大きな体から繰り広げられる、大げさではない余裕の指揮に合わせ、
皆の音をよく聞きながら、自分の声を気持ちよく響かせているそれぞれのパート。
長男くんのピアノは歌に溶け込み、ピアノも歌の一部のように聞こえます。
盛り上がり、時にはピタッと止まり、早く、そしてゆっくりと、皆の気持ちと音に
乱れがないまま、静かに曲は終わりました。

拍手の中、応援部隊のお母さん達は、互いに子供達の健闘をたたえます。

さあ、その後の演目をすべて終了し、いよいよ結果発表です。
結果は・・・、優秀賞でした。
またもやワッと歓声をあげるのは、お母さん達。よかった、素晴らしかったねと
喜びあいますが、子供達は静かです。あとで聞いたら、皆てっきり最優秀だと思って
疑いもしなかったそうです。さすが、自信満々のクラス!
心配していたピアノも、他のお母さん達から口々にお褒めの言葉を頂き、
私も心からホッとしました。

さて、子供達はその後、「行事より盛り上がる」打ち上げに行きました。
今回は、寒い冬の海で青春したらしい。それでも皆無事に帰ってきました。

それにしても、いつまでもクラスの皆が気持ちよく過せる仲間どうしでいられるってことは、
なんだかんだいっても、一人ひとりがきちんと大人しているんだなあと、今更ですが
気付いた私です。
あっ、それでも、やんちゃな子供の心を持った「大人」達、なんですけどね。
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by riro11 | 2007-03-18 23:28 | 風趣


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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