胃カメラを飲む!(続き2)

実はこの後の事は、自分ではっきり感じていたことなのか、
それとも想像だったのか、よくわからない。
きっと“頭がぼおっとなる注射”が絶妙のバランスで、私をぼおっとさせていたらしい。

*******
初めに、何かが喉の奥にガンガン入ってくる感触はわかったが、不思議と、
「怖いなあ」とか「止めてくれえ」とは思わなかった。ただ、その感触だけ感じていた。

そのうち、そのままの状態でいるのが我慢できなくて、「オエッ」という喉の反射が
何回か起きたが、それは単純に反射のみで、気持ち悪いという感じではなかった。
ただ、こんなに反射して(異物を撥ね返して)胃カメラは押し戻されはしないか、
ちゃんと中に入っているのかと、そんなことを心配していた。

ぐいぐいっと奥までカメラが行き着いたという感じの後、フ~ッと胃の中が
膨らんだ感じがして、ちょっとホッとした。その後も1、2回反射は起きたが、
カメラは今どこにあるんだろう、まだ奥に進むのかなあと思っていたら、
もう抜かれているところだった。

「はい、おしまいです」という看護士さんの言葉とともに、ベッドから下ろされた私。
両脇に1人ずつ看護士さんがいて、手を貸してくれた。
だけど自分では、まったく正気だったし、舌の痺れもその時はもう直っていた。
まだ喉が痺れているかもしれないので、つばを呑みこまないようにと言われ、
どちらかというと、それに神経を使った。

別室で1時間休む。特に眠いわけでも、気分が悪いわけでもなかった。
「ああ~、やっと終わった~」と安堵の気持ちを、じっくり噛みしめていた。
実際に胃カメラが入っていたのは、3分ぐらいだったかもしれない。
あっという間の出来事という感じだった。
いったい、いつ頭がぼおっとしたのか、半信半疑だったが、
胃カメラを飲んでいる最中に、必要以上の恐怖心や苦しみを感じなかったのが、
効いている証拠だったのかもしれないと、後になって思った。

(3に続く)
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by riro11 | 2007-01-20 17:43 | 風趣


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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