娘と読書感想文

夏休みも終盤。もうすでに学校が始まっている地域もあるそうですが、まだの所は、お子さんの宿題も佳境に入っていることと、お見舞い申し上げます、お察しいたします。

というわけで、我が家も先週後半は、小学生の娘が読書感想文に取り組む。
さて課題の本ですが、今まで読む本を私が薦めるという事はほとんどなく、子どもに勝手に好きな本を選ばせていた。いくら人に薦められても自分の興味のない本って、絶対読めないからね(これは経験談)。

ところで少し前に私が森絵都さんの本に興味を持って、色々探していたところ、彼女のデビュー作の『リズム』という本を、娘が友達に「いい本だから読んでみて!」といわれ借りて読んでいたという事が判明。
この偶然にびっくりして、私もさっそく読もうと思い、青い鳥文庫で出ていたその本を購入。本の題名じゃないけど、この人の文章は本当にテンポとリズムがいい。デビュー作からそれは変わらない。
そして珍しく「この人の本をもっと読みたい!」と娘が言う。
なんと、私が好きな本を娘と共有する日がくるとは。感無量。

で次に『宇宙のみなしご』(フォア文庫)を購入。娘は「こっちの方がよかった!」と感激して、感想文はこれにすると言い出す。主人公は中学二年生の女の子。学校生活、友人関係に傷つき悩みながらも、成長していくお話だ。
私もさっそく読んでみたが、なるほど。私もこっちの方が気にいった。娘も感想を漏らしていたが「主人公が強い」。しかも前向き。決してあきらめない。魅力的で、勇気づけられる。
のちの『つきのふね』に通じるところがあちこちに垣間見えた作品だった。

さて、書きあがったばかりの娘の下書きを読んだ。中学生の人間関係が、けっこう複雑で大変そうで心配だと感じたそうだ。この本は、そういった点で勉強になるとも。
こういう現実的な感想もあるんだ、とちょっと私も勉強になりました。

ところで、森絵都さんの大人向けの作品『永遠の出口』(集英社文庫)も読んだのですが、その中にある「第二章 黒い魔法とコッペパン」は、あのTVで大ヒットした『女王の教室』のモチーフ、はたまた原型だと確信しました。ディテールがそっくり。脚本家の人は、きっとあの本を読んでインスパイアされたのかなあ、とちょっとかんぐりました。
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by riro11 | 2006-08-26 12:32 | 風趣


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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