性格

「みんな集まれっ!」と号令をかけた時、サッと一番に集まってくるような子は、校庭の隅っこに咲いている、可憐な一輪の花を見つけて愛でたりはしない。そしてもちろんその逆もない。
出来れば子供に、この二つの特性を合わせ持って欲しいと親は願うのだがそれは不可能である。
この両者に優劣はいっさいなく、ただあるのはそれぞれの個性だけ。

という話を、先日行った(今度は小学校の動員で!)『子育て講演会』で聞いた。




う~ん、まさしく娘は前者のタイプ。可憐な花に気付かずに(悪気は無いが)、
踏みつぶして走り去って行くほう、などと思いながら話を聞いていた私。
講演内容の中心は、親は「完璧なスーパーチャイルド?」の幻想を捨てて、
その子の持って生まれた気質を認め(ここが肝心らしい)、伸ばしていって欲しい
(いかざるを得ない)というもの。

そう、気の弱い子に強くなれといっても土台無理な事だし、
大胆な子にもっと慎重になれと言っても、なかなか難しい事なのだ。
これは二人のまったく違うタイプの子供を育てた親としての、私の実感。

長男は石橋を叩き過ぎてこなごなに壊してから、「ほら、やっぱりこの橋は危なかった」
などと言いながら、回り道するタイプ。
それにひきかえ娘は、石橋の欄干の上を猛スピードで走り抜けるような、向こう見ずタイプ。

どちらがいいも悪いもなく、それは持って生まれた性分という事なんでしょうね。

慎重で優柔不断、沈思黙考タイプの長男に対して、
おしゃべりで、直感と好奇心でひたすら突き進む娘。
そして、人間関係にひょうひょうとしていて、あまり深入りしない長男に対して、
気配り全開、全方位外交の娘。
二人に注意する事、アドバイスする事が、いつもまったく逆なのがおかしくも困りもの。

そういう性格の娘は友達や先生から、元気で明るいというイメージで見られるらしい。
ただ面白そうだからといって、何にでも首を突っ込み手を出してしまうだけなのに、
先生からは、その様子がやる気満々に見られるらしい。

家に帰ってくれば、ぐったり疲れて、腑抜けのようになっている事もあるし、
日がな、ぬいぐるみを抱きしめてごろごろしている事も多いのにね。

どんな性格もいい悪いなんてないし、居る場所が変われば、当然自分の表現の仕方も
変わってくる。親は子供の性格を変えるなんて、そんな恐ろしい事はできないのだから、
せめて無理な要求はせずに、その子らしさを大事に見守っていくしかないんだろうね。

と肝に銘じながらも、いつもぐずぐず、ぐずぐず言っている長男には、
「ちょっとは、はっきりしろっ!」と腹を立て、娘には
「いくらお返しだからって、男の子をぶっちゃダメだよ!」と言い続ける日々なのだ。
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by riro11 | 2005-09-22 21:36 | 風趣


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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