暑い夏の一日でした(2)

4コの電車に乗って行った先は、神奈川県西にあるスポーツセンター。
中学生の息子の部活の卓球大会に、初めて行って来ました。
自分の個人戦は早々終了。団体戦でもこれが最後の試合か!と臨んだ予選を
なぜか?勝ち進み、コマを進めた卓球部。まさかの大会出場です。



夏休み前の部活壮行会で、校長先生が
「今年は例年通り○○部は順当に勝ち進み、△△部も出だし好調で、今後の活躍を
大いに期待できます。」
と話し、最後にこう付け加えたそうです。
「それに、今年は卓球部がやけに強いみたいですね~(半信半疑の口調)」

誰にも期待をかけられず、予想もしていなかった快挙。
本当に真剣に卓球をやり続けたくて部に残った3年は、結局5人だけ。
かなり強い2人とあとは同レベルのうちのを含めた3人。団体戦の人数を割っています。

こんなチームでも勝ち残れたのは、少ないながら仲間に恵まれたのか。
一人ひとりの実力は、それほどでもなくても勝ち進む事ができるのは、
単なる実力以上のものが求められる、団体戦ならではです。

******
この3年間、いつも息子の頭の7、8割は占めていた部活。
やり始めたからには、強くなりたいと思うのは当然ですが。
しかし体育館の場所もほとんどとれず、いつも廊下の片隅で台をだして練習するという、
弱小卓球部の悲しすぎる環境。中心顧問は卓球のしろうとで、技術を教える事は出来ず、
当然練習メニューもない。(一方卓球の経験者の部活顧問は、試合に来るだけ)。

それでも皆何とか強くなりたい。あとは自分達の力で何とかするしかない。
土曜日の地域の卓球講習にほとんどの部員が行き、そこで初めて卓球技術を教わり、
もっと本格的にやりたい者は、途中から外部のクラブチームにも通いだします。

普通の部活の練習だけでは強くなれない。かと言って部活に加えてクラブチームに
通うには時間的にも体力的にも、自分にはどうしたって無理。と息子もジレンマでした。
それでも他の全てを切りつめて、ぎりぎり部活中心の生活です。
思えば中学になって3年間、卓球をするか、卓球グッズを買いに行く以外、休日に遊びで
出かける事はほとんど無かった筈。

人二倍ぐらい負けず嫌いな息子は、いつも思うようにできない自分に腹を立てていた。
悔し紛れにラケットを叩きつけて割った事、三年間で2回(自分の小遣いで買ったラケット。
高いのにバカだ…)。マイボールを握りつぶした事は数知れず。

そして部活をめぐって親子でもめる事も数知れず。
部活に心のほとんどを奪われている彼は、調子が悪いと不機嫌になり、
家族に八つ当たり。もちろんその影響は勉強にも波及する。
3年の初めは卓球の調子も絶不調でイライラもつのり、部活を止めろ、止めたくないで
揉めて、一時はもう止める寸前まで行きましたが、部活の顧問に励まされ(3年間かけて
部活の顧問には心を許したようです)、結局は続ける事に。

この時は親としてはここまできたら、後から中学の三年を振り返った時、
部活で最後まで頑張ってやり続けてきた自分を誇りに思え、
のちのちも仲間と笑って話ができるような、
そんなくいの残らない時間を過して欲しいだけでした。

<続く>
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by riro11 | 2005-07-29 23:44 | 風趣


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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