思春期のこどもについて考える <中学校の講演で>

助産師さんは言いました。

年の頃は65歳を優に過ぎているのでしょうか。
長男を取り上げてくれた助産師さんも、相当の年齢でした。
ふと、そんな事を思い出しました。

年も年だから、飾り気も無く、ざっくばらんにお母さんたちの前で、
放送禁止用語、NGワードを連発して、そして分かりやすく話してくれました。

「男の子に体毛が出始めたら、お母さん、
いさぎよく、身を引きなさい」って。



どっきんと心臓が鳴って、そうなんだなあと。
潮時ってことだ。
いさぎよくって事なんだと 痛烈に思うのでした。

その後で、おばあさんの助産師さんは、赤ちゃんがお腹の中にいた時の
思いを綴った絵本を読むから、どうぞ目をつぶって下さいと言いました。

赤ちゃんがどうしてこのお腹を選んでやってきたのかという話。
仲間はやっぱり気が変わったり、途中で引き返したけど、
わたしはこのお腹が良かったと。自ら選んで決めたと。
このお母さんとこのお父さんのもとで、子供になりたかったと。
そういうような事を延々とまだ生まれない赤ん坊が語るという絵本です。

絵本の内容はよくあるもので、目新しい事もないのですが、
BGMのように聞きながら、さっき保健師さんが話した、
反抗期だけど、だからこそ
「悪くなろうと思っている子供は一人もいない」
「親の言っている事は、子供の頭の片隅に必ず残っている」
と言っていた言葉を思い出したりして、
なんだか泣けてくるのです。

今この時期に、そんな絵本を、おばあさんの助産師さんに、
「お母さんたち、みんな大変だけど頑張ってね」と頭を撫でてもらうみたいに、
いつも子供達に読み聞かせをする母親たちが、
今日は優しく読み聞かせられて、
自信を失いかけている心に、じんわりと沁みるのでした。
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by riro11 | 2005-07-08 12:45 | 風趣


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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