「かあさん」って…。

西原理恵子の漫画「毎日かあさん」をとうとう読んでしまった。
ライフログにも置いてある、「あたしンち」のお母さんが、私は前から大好きなのだが、
「毎日かあさん」に出てくるかあさんも違う意味で、物凄く気に入ってしまった。
「あたしンち」のお母さんは、それでもまだマイルドな方。「毎日かあさん」のかあさんは
ちょっとヘビーだけど、どちらもそれぞれきっちり、実に「かあさん」なのだ。



「あたしンち」の漫画を読み始めた時、高校生のみかんに感情移入をしながらも、時々すっかりお母さんの気持ちになって読んでいる自分に気付いて驚く。そう、どちらかというと、そっちの方が自然と言えば自然なんだけど。
時代背景的には、自分の高校時代とみかんの日常はオーバーラップする。みかんの視点から見たお母さんという存在は、まさしく自分が感じていた自分の母親そのもの。
という事は、自分もそんな母親に今まさになりつつあるのかと思うと、非常に複雑な気持ち。

「あたしンち」のお母さんの体当たり的な毎日は、「毎日かあさん」のそれとどこか、かぶる。
時代は違えど、かあさんという本質は、何だかあまり変わらないって事がよくわかる。

「あたしンち」のお母さんが、小学生のみかんが友だちに裏切られてショックを受け、めそめそ泣いている時に、
「そのピーちゃんがバカなんでしょ。ヤなヤツなの!そんな子とはつきあわなくていいッ!!」
と怒鳴って、怒りのあまり、大好きなバナナを握りつぶす所は圧巻で、私の一番好きな所。
母親って多かれ少なかれみんな、自分の子供の事となると、こんな感じだ(と思う)。

「毎日かあさん」に出てくる兄と妹。次から次へとバカなことをしでかす兄と、親の涙腺のツボをたくみに捕らえて外さない(泣かす)妹。
大体の兄妹って、このパターンでしょうね。うちも、もろ、このパターン。
漫画の中で、芸術的におバカなことを止められない兄に、かあさんが言葉さえみつからないと泣いている横で、妹の的を得た発言がすばらしい。
「おにいちゃんはばかだねえ」。そう、その通り。それが言いたかったのと、かあさんは合点がいって思わず手をうつ。
この場合のばかとは、映画「男はつらいよ」でおいちゃんが「寅はホントにばかだねえ」としみじみ言う所の「ばか」である。

「毎日かあさん」のかあさんは、毎日酒を飲んだクレながらも、「何度うまれかわってもおかあちゃんがいいや」とつぶやく。

う~ん、来世の事まではわからん。確約できないぞ、と思う未熟な私でございます。
お酒飲めないしなあ。飲めたらきっと違うかも…。
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by riro11 | 2005-04-14 13:56 | 激奨


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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