「ハウルの動く城」と「魔法使いハウルと火の悪魔」の違い

宮崎駿監督がベネチア国際映画祭で「栄誉金獅子賞」の受賞が決まりましたね。
昨年の同映画祭でも「ハウルの動く城」でオゼッラ賞を受賞したばかり。
日本での動員数も1300万人を越し、興行収入120億円というのはすさまじい限り。
ここにきて「宮崎ワールド」の人気・評価は世界的に定着し、ドラクエにも似て、
「出せば必ずヒット!」という超安定ぶりです。



私も新作が出れば見ていますが、個人的に一番好きなのは、やっぱりダントツに
「となりのトトロ」ですね。ストーリーは完璧だし、どのシーンにも無駄な所がないし。
一人で見ても、子供と一緒に見ても、何回見てもいつも面白かった。
セリフを全部アフレコできそうなほど見ました…。
映画の中に出てきた音楽も、あそこのものが一番好きでした。

次に好きなのは、「千と千尋の神隠し」と「ハウルの動く城」が同じくらいかな。
ストーリー的には、もう何でもありの「千と千尋」の方が好きなんですけど、なんと言っても
「ハウル」はハウルがいいので…。

「天空の城ラピュタ」も次に好きかな。「ラピュタ」の“飛行石”や“お婆さん”や“城”などは、
いまさらながら、「ハウルの動く城」とかなりダブるところがありますね。

・・・・・・ (ネタばれあり)
ところで、やっと「ハウルの動く城」の原作「魔法使いハウルと火の悪魔」を読み終わりました。多くの人が言っているように、やっぱり映画と原作はまったく別物です。
あの「戦争シーン」は宮崎監督の独自のメッセージでしたね。つながりがおかしくなっても、
あそこはきっとどうしても入れたかったのでしょうか。
あの「鳥人間」のハウルは、私にはどうしてもデビルマンを彷彿させてしまいました…。

原作を読んで一番良かったのは、ハウルと火の悪魔カルシファーの契約の謎がすっかり解けた事です。これは本当にスッキリしました。
映画では、ソフィーが魔法を使える事がはっきり描かれてなかったのですが、これをはっきりさせてくれなかったらオチにならないじゃないか!と思いました。
ソフィーが「ものに命を吹き込む魔法」が使えるから、契約を取り消してもカルシファーが無事だったという事が、映画じゃ全然わかりません。
これだけは、映画を見ている人に(原作を読まなくても)分からせてくれたら良かったのに、と思います。

あとの細かい所は、まあどうでもいいです。
映画は原作が「もうそのまま宮崎ワールド」に変換されたものと考えればいいのかな。
映画の方が、もちろん何倍も面白かったです。キャラクターもとんでもなくいい味を出しています。
ハウルは?…。 そう、ハウルは映画の方がもっとキザでナイーブで、カッコよかったですねー。原作はちょっと、超・女たらしっぽいし人間臭さがあり過ぎだったかも。(まあこっちの方がいいという人がいるかもしれませんが…)。

今回の映画のテーマは「家族」と「家」なのかなと思います。「戦争シーン」はそれを壊すものという意味合いでしょうか。「家族」は、初めに恋愛がないと始まらないので(たぶん)、
やはりメインは「ソフィーとハウルの恋愛」なのかもしれませんが。
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by riro11 | 2005-02-10 22:13 | 痛快


花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ      (by イノキ)


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